今月4日、2025年度の最低賃金の目安が示された。
全国加重平均で63円(6・0%)引き上げて1118円とされ、
額、引き上げ率ともに過去最大となった。
物価高対策を考えれば引き上げ幅の拡大は当然といえるが、
さまざまな懸念も示されている。
まず、最低賃金の引き上げが経営体力の乏しい中小企業の経営悪化につながる恐れがある。
また、所得税が課され始める「年収の壁」に短時間で到達するために、
パートの「働き控え」が広がるかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/548c16e2c57a94a41f005b91824422a2e7199277