外国人労働者の労災による死傷者数が2024年に初めて6千人を
超えたことが30日までに、厚生労働省のまとめで分かった。
現在の集計方法となり、3900人台だった19年以降、
最多の更新が続き、歯止めがかからない。
厚労省の担当者は「安全管理についての教育や、コミュニケーションが
不十分なことが要因とみられる」と分析している。
国別では、ベトナム1594人、フィリピン878人、
インドネシア757人、ブラジル673人と続く。
業種別では製造業2979人、建設業1165人の順となった。
事故類型は「はさまれ、巻き込まれ」1441人、「転倒」797人が多かった。
